まずはじめにPJCSお疲れ様でした!今回は3勝4敗とあと少しのところでWCS出場権を逃がしてしまいましたが、構築自体には自信がありポテンシャルとしてはかなりのものを作ることができた思うのでぜひ最後まで読んで欲しいです…。応援して下さったりフレ戦に付き合って下さった方々、本当にありがとうございました。
個別解説
調整先
HD:特化ゲンシグラードンの大地の力確定耐え
S:ランク−1(凍える風)最速100族抜き
一般的な耐久調整を施したグラードン。鋼やグラードンの処理を迅速かつ正確にするため、またドータクンやテッカグヤ、イベルタルを考えると断崖より噴火の方が必要だと感じたため物理ではなく特殊型にしました。吠えるを採用した理由はケアされやすいレヒレ以外にゼルネのジオコンに対処できるポケモンが欲しかった為です。この技によってBO3において1戦目で黒い霧を見せて吠えるの警戒が薄くなったところを2,3戦目一気に取りにいく動きができるので大変強力です。素早さが遅く多くのグラカイに上を取られてしまうのが厳しく感じることもありますが、追い風をあまりせずに凍える風での展開が多いこの構築では相手の追い風やトリル下でもある程度突っ込める耐久を確保するべきだと考えHDに厚く、また中途半端に速くてもできることはそれほどないためこの配分に落ち着きました。
調整先
HB:特化レックウザのガリョウテンセイ93.7%で耐え(バースト後)
HD:特化ゲンシカイオーガの冷凍ビーム確定耐え(バースト後)
S:ミラーで上から竜波や大地を撃ちたい&撃たれたくないため最速
完全なCSでは耐えたい攻撃の乱数が怪しかったので若干の耐久調整を施しました。竜の波動はウルトラバーストするターンからボーマンダやチョッキやHD木の実以外のレックウザ、ウルトラネクロズマを倒すことができ、見せるタイミングさえ間違えなければ非常に強力だと思っています。日食状態でないと相手によってはかなり後出ししにくくなったり迫れる択が狭まるのでとにかくバーストするターンと技を見せるタイミングをしっかりと考えていきたいです。
ここで、ウルネクの超火力がわかりやすいダメージ計算を乗せておきます。これに慣れてしまったせいで他の伝説ポケモンを使えない体になってしまいました…。
【PFなし天焦がす滅亡の光】
・無振りゼルネアス確定1発
・H振りゲンシグラードン確定1発
【PF天焦がす滅亡の光】
・H振りゲンシカイオーガ87.5%で1発
・自然の怒り込みでルナアーラ確定
・H振りチョッキメガレックウザ75%で1発
・無振りテテフを62.5%で1発
・HD特化50%ジガルデ確定1発
ね…??
調整先
HD:特化カプテテフのムーンフォースを87.5%で耐え(メガシンカ後)
一般的なDS両刀マンダです。あまり選出はしないのですがグラゼルネや追い風を撃たなければいけない相手、またこの構築では貴重なイベルタルやレヒレへの物理打点を持っているのでやはり抜けないポケモンになってくると思います。PJCS決勝の冷静マンダを見て感動し、実は火力と耐久を上げた個体の方がより構築にマッチしていて役割を遂行できるのではないかとも思ったりしています…。
調整先
HB:特化ゲンシグラードンの3/4断崖の剣確定耐え
HD:特化カプテテフのムーンフォース確定3発、特化ゲンシグラードンの3/4晴れ噴火確定耐え、無補正ルナアーラのシャドーレイ確定耐え
S:最速130族抜き
この構築における自慢の調整になります。スカーフテテフはどれだけ長く相手を上から縛ることができるかが重要だと考えており、またウルネクの横に後出しをすることが多く動きを安定させるためかなり耐久に厚く振りました。サイコショックではなくサイコキネシスを採用した理由は他のポケモンで対処しやすいカイオーガやゼルネアスよりもコケコやグラードンに対して大打点を持ち大きな圧力をかけることの方が重要だと考えているためです。マジックルームはレックウザやガオガエンのチョッキを剥がしながら横のネクロズマやグラードンで倒したり、ゼルネアスに積ませないようにするために採用しました。マジックルームを撃ってそのまま場に残っている時にマジックルームが切れるとスカーフマジックルームにこだわることになるので注意。
調整先
HP:4n
HD:無補正コケコのEF雷確定耐え、ランク−1(威嚇)165ガオガエン(フレアドライブでH振りメガクチート93.7%で1発)猫騙し+無補正ゼルネアスのランク+2(ジオコン)ムーンフォース93.6%耐え
S:自分のグラードン+1
ごく一般的なカプレヒレです。Dラインはジオコンムンフォ耐えにすることも多いと思いますが、猫ジオコンから入られてムーンフォースで突破されると良くないのである程度の余裕をもって耐えるようにし、黒い霧でジオコンやバークアウトをリセット→噴火や、自然の怒り+噴火などを通すためグラードンより早く調整しました。挑発はゼルネアスに凍える風を入れてもジオコン撃たせなかったり追い風トリルや光の壁を封じたりできるのでとても有用な技だと思います。
調整先
HD:無補正コケコのEF雷Z確定耐え、特化カイオーガの75%無天候根源の波動確定耐え
A:ランク−1(威嚇)ハイパーダーククラッシャーでH4振りウルトラネクロズマ確定1発
S:最遅90族−1
ここまででルナアーラやネクロズマが非常に厳しいので、それらに対して非常に強く出られる守るDDガエンです。トリルや追い風のターンが凌ぎやすくなるのと、ルナアーラの横のルカリオやランドロスなどに縛られた時にガオガエンを場に出したまま隣のポケモンで対処できるというのが強みだと思います。炎火力がグラードンで十分に足りていて撃つ場面がほとんどなかった(JCS予選ではメインサブ合計70戦くらいの内1度も撃たなかった)ため、フレアドライブを切ることにしました。
選出&立ち回り
基本的にはこの選出が最も安定です。レヒレの凍える風や自然の怒りでネクロズマを通せる場面を作り、カプテテフを出しながらPFフォトンゲイザーやらZやらで破壊していきましょう。ゼルネレックやグラゼルネ、オーガレックには大体この選出になります。ドータクン入りのグラゼルネやゼルネレックに対してはグラネクロから入ると良いでしょう。
相手にルナアーラまたは月食がいればガエンレヒレ+グラードン(テテフorネクロ)、マンダは特にこれといったものはなく出さなきゃいなけないと感じたら出す感じでした(適当で申し訳ない)。
雑感
今年ついに初めてPJCSに出場することができ、予選でのプレイングもかなりしっかりと考えられていたと思いますがBO1では1つ1つの択で勝負が決まってしまうためなかなか勝ち切ることができず、3-4で世界大会の権利を逃がしてしまうという非常に悔しい結果になってしまいました。BO3にはかなり自信があったのでぜひ本戦で戦いたかったです…。
このままでは悔しいのでBO3cupやWCS前の世界勢とのフレ戦などに向けて夏まで煮詰めてVGC2019は終わりたいと思います。
QRレンタルチーム
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-753A-4447